バイクカスタムと旧車の楽しみ方

古いバイク

バイクには様々な種類がありますが、旧車と呼ばれるカテゴリーに分類されるものにはカスタムして楽しむ方法とノーマルのままを楽しむ方法があります。古いバイクにも1960年代や1970年代などそれぞれ時代背景があり、その時代のバイクの形が存在します。古いバイクの機能を向上させるためにカスタムすることもあれば、そのままの走りを楽しみたいというライダーもいます。

例えば1960年代後半に登場した500㏄の空冷3気筒2ストロークエンジンを積んだマシンは今でも人気があり、中古市場で高値で取引されます。日本の国内メーカーは1950年代から1960年代にかけて世界的なレースに挑戦するようになりました。レースで鍛えた技術力を活かして高性能なマシンが作られるようになります。1969年に登場した750㏄空冷4ストロークエンジンを搭載したマシンは量産車として初めて時速200kmを超える性能を有していました。この大型オートバイはナナハンと呼ばれ、現在でもナナハンは大型オートバイの代名詞となっています。

さらに1980年代には最高速度が250km、次いで290kmを超える高性能マシンが次々と現れます。1960年代から1990年代にかけてオートバイは多くの若者に支持され様々な高性能マシンが現れましたが、現在では旧車と呼ばれるようになりました。現代風にカスタムを施すのも1つの楽しみ方です。一方当時のままの性能と乗り味を楽しむという古いオートバイとの付き合い方もあります。