バイクのカスタムに必要な金額

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バイクのカスタムには限界がありません。ライダーが望むようにどのようなカスタムを行うこともできます。一般的に見られるのはシートやタンクの形状を変更する方法です。マニアックなものでは排気量の変更などがあります。原付バイクの場合にはボアアップキットが数千円で市販されています。通信販売でも購入でき、自分でシリンダーやピストンを交換することになります。排気量を変更した場合には行政への届け出が必要となるので注意が必要です。

原付以外の場合にも排気量アップの改造を行うライダーがいます。750㏄の大型バイクの排気量を900㏄までボアアップしたり、900㏄のバイクを1000㏄や1100㏄に増やしたりします。さらに別の車両を同じメーカーが生産している人気の車両の外観と全く同じようにカスタムする方法も存在します。人気車両が空冷の1100㏄エンジンを搭載している場合に、同メーカーの油冷1200㏄の車両へ外観だけを移植する改造を施すとエンジンをいじらずに人気の外観を持つ高性能な車両を作ることができます。

オートバイの改造には限界がなく、ライダーの想像力が続く限りどこまでも改造を加えることができます。そのため金額も100万円を超える高額になる場合があります。特に排気量を増加させた場合には工賃と部品代で60万円から70万円が必要です。作業内容によってはさらに金額が上がることもあります。一方タンクの塗装を変えるなど比較的軽い改造であれば10万円以内でも可能です。