バイクに搭載されているエアクリーナーの交換と清掃

エアクリーナーの交換と清掃

バイクのエアクリーナーが詰まってしまうと、エンジンの調子が悪くなるものです。エンジン内に空気を送る役目を担うエアクリーナーは、エンジン内の燃焼を左右する重要な要素です。 仕事で使っていたり、ツーリングで長距離走行に用いたりする場合には、エアクリーナーをメンテナンスすることを心がけておくことが大切です。クリーナー内部にホコリやゴミが詰まってしまうと、走行中にエンジンが止まってしまったり、思うようにスピードが出なかったりするからです。

エアクリーナーの交換時期は、乾式とビスカス式で違います。乾式のエアクリーナーの場合は走行距離が1万キロ、ビスカス式の場合には2万キロ近くが交換の目安です。乾式と湿式の利点を取り入れたビスカス式のほうが寿命は長いですが、定期的な清掃は心がけたほうが良いでしょう。

清掃の仕方はエアクリーナーのタイプにより違います。

乾式の場合には水洗いを行うことが可能です。燃料タンク近辺にあるエアクリーナーを取り外し、スポンジを使って水洗いするのが良いでしょう。 ビスカス式の場合には、洗浄ができない使い捨てのタイプと、専用のクリーナーを使って清掃するタイプがあります。使用しているクリーナーに適した方法での洗浄を心がけましょう。

車検の時期などの定期点検の際にエアクリーナーの汚れが目立っている場合には交換を検討したほうが良いでしょう。定期的に清掃を行っていっても、クリーナー内部が劣化していくからです。 新しいエアクリーナーに交換することにより、エンジンへの通気が良くなり、快適な走りが実現していきます。エアクリーナーの交換はバイクショップで行ってくれます。

エンジンの不調を感じた場合には、クリーナーの交換を検討してみるのも良いでしょう。